リンデンホールのオープンスクールに行ってきた
ブログ、久しぶり~
フィリピンでも忙しかったけど、日本のが忙しかったりして
・・・と言い訳はこのくらいで。
先日、国際バカロレア認定校であるリンデンホールの説明見学会に行ってきました!
最初に下世話な話・・・。
ちょっと早めについたので、ホールに用意してあったカフェスペースに。
お高いお菓子がズラリとあって、庶民派の私どもは、ここで色めき立っておりました。
学校の説明が始まり、理念など・・・
英語圏の先生が日本語で一生懸命説明してくれました。
一通り説明が終わると、自由に各教室の見学に行ってよいと。
「普段通りの授業をしているので、ご覧ください」と言われました。
まずは3階に。
数学 ← めっちゃ楽しそう。我が家族にとってクイズ問題のようでした。
茶道 ← 先生らしい人が3人もいて、真剣に学んでいます。
畳の茶室コーナーもあり、道具もそろって、本格的でございます。
お抹茶いただきました(*^▽^*)
脚本制作?舞台? ← 英語で何やら作品を作ってました。超楽しそう。
あっ・・・写真撮るの忘れた・・・
理科実験 ← 先生の汚れた白衣が真剣さを物語っています。
酵素の実験ということ。
みなさんジャガイモを刻んだものを試験管に入れて、ガス発生を見守っています。
廊下にあった作品で、ペットボトルで作成した遺伝子模型に感動しました。
その他諸々の授業・・・
インターナショナル校の教科書、めっちゃ分厚いですね。
もちろん英語だし。
一緒に見学に行った我が子は青ざめていました(笑)
足早に各教室を巡った後、ホールに戻ると、
在校生の質疑応答が始まります。
次々にくる質問に、答えてくれる7年生から12年生。
全て書ききれないのですが、素晴らしい内容でございました。
一部紹介しますと。
在校生→「日本の一般、公立で習う”英語”と、リンデンで習得する”英語”がかなり違
うので戸惑うことがある」
私の心の声→ そこら辺の公立私立で、いくら「英語に特化してます」と言っても、
やはりインターナショナル校の英語とは根本が違うのか・・・。
私、質問しちゃいました→「宿題など、家ではどのくらい勉強しているのか?」
11年生12年生の声→「毎日3時間くらい。課題にもよりますが、
12年生にもなれば6時間くらい勉強する日もあります」
10年生→「10年生でIVコースかIBコースを選択するのですが、どちらの
授業もある年なので、単純に科目が増えて勉強時間が長くなります」
私の心の声→「そうなんだ。勉強好きな子でないとついていけないね」
さて、読者の方の中には、バカロレア認定校って何のこと?と思う方もいると思いますが、これを語ると長ーくなりますので、また今度。
ひとことで言うと、国際的教養を育てる学校といいましょうか・・・。
見学会の最後は個別相談と寮の案内、というスケジュールで終わりました。
ここで
個別相談の際、先生に質問してみました。
「公立校で”友達について”のディベートの時間があったのですが、うちの子は”友達は利用しあう側面がある”と発言して、クラスメイトから反論を結構ありまして・・・。」
そこで先生が何と言ったでしょう?
「そんな意見を言えるのは素晴らしいですね。
様々な視点で議論すると物事の本当の姿が見えてきますから」
・・・。
ここで、私がこの学校をめちゃめちゃ好きになったのは言うまでもありません。
素晴らしい先生!!
私にとってこのコメントは普通ですが、日本ではなかなか言えない大人が多くて。
素晴らしい学校であることは間違いない。
日本の学校もアクティブラーニングとか言ってますが、バカロレアシステムを習っているわけで。
この教育法だと、先生方は、大学教授並みの高度さを求められると思うので、
果たして、日本でのアクティブラーニング大丈夫かしら・・・。
リンデンホールスクールは、学費は高めかもしれませんが、
内容からすると、決して高いものではない・・・と改めて感じ入りました。
世界の優秀なお子さんはこのような教育を受けているのね・・・。
さて、肝心の我が子の反応は・・・
子 → 「リンデンに行きたい!授業が面白そう!」
私 → 「う、うん。いいよね・・・」
頭の中でせわしく、学費を払い続けることができるか・・・深~~~く悩むのでした(笑)