JPOS: Japan program online school

オンラインで学べる小中学生の算数・国語・英語 文科省認定の特許プログラム

当たり前のことが当たり前にできる

 

「子どもの教育のことは、誰しもが評論家になれる」

と言われています。

 

道行くそこら辺のおばちゃんに教育を語らせると・・・

ベッラベラ語ります(笑)

 

昔、悪ガキだったオッサンも

「近頃の子どもはさー」

なんて偉そうに語ったり(笑)

 

どんな人でもいっぱしのことを語るから。

子どもにとっては、そんな話いちいち聞いてられるかっ!ですし、

私も年長者のこの手の話を、ヒマ人のヨタ話としか捉えません。

 

 

だから○○さんの教育法を聞きたい!!

なんて、よっぽどでないと誰も思わないものです。

 

この時代に教育評論家として成り立つ「尾木ママ」は、

学論も踏まえてあるし、なかなか真実を語っているから、

世の中の人から求められるのでしょう。

 

それでも、多くの賢い方は重要なことは語らずも世の中の流れをしっかり掴んで

子どもをそれとなく導いています。

 

内藤の塾では内藤流の考えを世の中の流れを見据えながら伝えていきますが、

普遍的な礎もあります。

時期とケースを見て、混合してうまく導くのが最良と思ってます。

 

その為にも時流を読むのはとても大切でして。

世界情勢や政治経済に私、ウトいの~

なんて言っているお母様を見ると

 

「子育てする気はあるのか?」と本気で心配します。

 

 

その一片の議論として、ある日こんなことがありました。

 

 

あるお母様との会話で

そのお母様は「久留米附設以外は学校ではない」(福岡にて)

と言い切る頼もしいお方でした。

 

周囲は「えーっ!」と軽く反発感情をもったりするものですが、

私は彼女の本質をついた結論を評価します。

 

なぜそのように言うのか?本質を理解しないと、一見乱暴な言い方に聞こえがちです。

私からすると乱暴でも何でもありませんし、むしろ親切なお母様だと思いました。

 

ただ、続く私の言葉は・・・

 

「久留米附設行って九大行っても望める就職あると思う?」

「医者でもならない限り、それも難しいのよ」と言いました。

 

そのお母様は言葉に詰まります。

 

 

とどのつまり、

子どもの将来

つまり未来の世の中で、自立した大人として騙されずに自由に賢く生きていくには?

と親は難しい推測をしないといけないのです。

 

 

未来系の自立した大人を推測・・・

ドラえもんでもいない限り、こんな難しいことありませんよね!

 

 

そもそも

教育って何でしょう?

子育てって何でしょう?

 

まず乳幼児から学童期にかけてお話したいと思います。

 

乳幼児を想定した子育ては、身の回りのお世話、

そして人間そのものや人間社会への帰属や信頼を培う環境を整備するのが

親の役割だと思っています。

 

サラっと書きましたが、

この当たり前のことがかなり重要です。

 

特にお父様はよくよく肝に命じてほしい。

環境は風上から風下にしかいきません。

 

お父様が環境が大事だと分かっている方は、

必ずお母様のこの手の努力をねぎらう心があるわけです。

 

「うちの奥さんすごいね!」「よくやってくれてるね」とか。

 

逆に「俺が外で働いてきてるから当たり前じゃん、そのくらい!」

「メシは?」「もっと俺の世話をしろ!」という心だと

もともと志の高かったお母様でも、そのエンジンをとことん冷やすことになります。

 

お父様も親としての自覚があれば、そんな子どもじみたこと言わないはずですが(笑)

しかも、コレやると、お母様から子どもへと、悪い環境として降りてきます。 

 

絆という文字がありますが、そもそもそれは次世代に半身を注ぐ気持ちでつなぐ・・・

あっ・・・この手の話は長くなるのでちょっと今やめておきます(笑)

 

話をもとに戻して。

 

次に幼児から学童期の子育は、

当たり前のことが当たり前にできる生活習慣が大切です。

 

うがい手洗い習慣

勉強をする習慣

お手伝いをする習慣

 

様々ありますが、もっと基本的なこと。

 

お友達の家に遊びに行った時、「お邪魔します」と言えるか?

 

お友達の家を出る時、「お邪魔しました」とか

何かしてもらった時に「ありがとうございます」と言えるかとか。

 

人の悪口を言わない。とか

 

そのような生活習慣をつけるのは、お勉強より上です。

 

お勉強やお稽古事に関しては

何か一つ、ワケのわかってない時期に体験しておくのは良いことかもしれません。

例えば空手、習字、そろばんなど、積み重ねて習得していくもの。

 

それを、「やらされることに疑問を持たない小さな頃」からやっておくと、

その子に習得したことが基礎として身についたりします。

(でも嫌がっていたらやらせないでね)

 

いつの間にか身に付いた生活習慣や能力は、

これから先、大人になってもずっとその子の見えない武器となり、

性格の下支えをしていくでしょう。

 

さてお母様との議論の行方、話の続きですが、

ここら辺のポイントをどう考えるか?が重要です。

 

*学歴はますます必要な武器となるか?だんだん必要にならないか?

 

どう思いますか?

 

私の結論を言いますと、「ますます必要になる」です。

しかし傾向に変化があります。

 

私は良い会社に就職するということを考えるより、

良い会社はより能動的に人材を見つけるようになると思っています。

これがグローバルスタンダードな視点になるであろうと。

 

よって就職という既存のシステムに変化があることは当然と読んでいます。

  

企業はどう考えているかを時代の流れとともに読み解きましょう。

塾生の方は定期配信を明日しますので、これを踏まえて続きを読んでね。

 

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