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冷たい利己的な相手への対処方

今回は、人間関係の様々なトラブル解決法について書きたいと思います。

 

最近、大人になっても友達ってできるものだなー

と実感してます。

女友達にはさほど期待はしてなかったのですが、

出会った友達と気が合うので、1週間に1度お茶したくなるほどです(笑)

しかも私の住まいから徒歩1分の所に住んでるので、尚更です。

 

友達ができると、心の変化を感じます。

安定感が増すというか強くなりますね。

 

 

一方、

距離を置くことにした友人もいます。

今回は、距離を置きたくなった友人について書きます。

 

その方は個性的で、色んな世界を知っているので、楽しくお付き合いをさせていただいてたのですが、ビジネスとなると、何か違和感を感じました。

 

そのAさんと言う方は、ある日私にこう言ってきました。

 

A「あなたに、すごく良い〇〇についての情報があるのよ!」

私「そうなの?何?」

Aさん「後で教えるね」

 

Aさんがこのように言ってくることはいつものことで、もったいぶるクセがあります。

そして後に情報を伝えてもらったことはほとんどありません。

その部分に違和感を感じていました。


次の日、別件で彼女から難しい申し出があり、私は金額面で難色を示していました。

彼女の要望があまりにも利己的に思えたのと、小さい金額で粘るのに困っていました。

そこで私は話題を変えたいのと同時に、ちょっとAさんを試したくなりました。

「そういえば、〇〇について良い情報があるって言ってたけど何?」と聞きました。

驚いたことに、Aさんは「教えない!」と即答しました。

報復措置のような悪意のある言い放ち方でした。

 

「教えるって言ってたのに、教えない?って何で?」と聞くと、「まだ情報がバラバラで…」と支離滅裂な言い訳をはじめました。

「どんなふうにバラバラなの?」と聞いても答えることができません。

 

そもそも、「教えない!」などと言う人は、友達でも、ましてやビジネスパートナーでも、ありませんね。

 

彼女の本音は、こうです。

「あなたが私の問題を解決してから、その引き換えに教えることはするかもしれない。それまで教えるもんですか!まずは私の問題に取り掛かりなさいよ」

 

 

この一連の出来事は

「私が付き合うにあたって重要視する人間性は何か?」を再考するきっかけになりました。

私が最重要に思っているポイントは、人の「暖かさ」であることに気付きました。

こういってはなんですが、私もどちらかと言えば「暖かい人間」に分類されると思います。

 

暖かい人間は基本的に人間が好きで、情に厚い分、ドライな割り切りがうまくない人も多く、場合によっては「一人よがり」になりがちな面もあります。

 

対して、冷たいタイプは努力しても「暖かさ」はまず身につきません。

その都度都度が楽しければ良いと思うので、利用したい相手でない限り、信頼関係を構築しようとは考えません。

冷たい人が、人間関係を築こうとする場合、相手を利用したい場合が多く、利用価値を消費した後は「切り捨て」を普通にします。

 

基本的に「暖かい」タイプは、「冷たい」タイプの人とは合いません。

冷たいタイプから要望をグイグイ押し込まれた時に、暖かいタイプがそれを退けるには、同じく「冷たさ」で対処するのが良いことだと、気付きました。

 

Aさんのようなタイプには、まず距離を置いて、蓄積した信頼など考えない都度都度のドライなビジネス思考でもって接することで、自分を消耗することがなくなります。

これは分かりやすい例えで言えば、嫌いなお客様でも上手に接客するプロの販売員。

この技を身に着ければ、利用されっぱなしにならずに大人な対応が身につくのです。

 

人の本音は「言葉ではなく態度」で分かるものです。

出会ってすぐはさすがに分かりませんが、必ず態度にあらわれてきます。

そこでは相手の本音を察知するアンテナを錆びつかせないことです。

その警告に耳を傾けて思考する習慣を、私は直感とも言います。

 

Aさんから「教えない!」と言う言葉を聞いた時、私のアンテナは「寒気がする」という反応でした。

「この人とは絶対に親密な関係はダメだ!」と私にシグナルを送ったのです。

 

 

人の態度や言葉の温度で、相手の本音が分かります。

本音がわかる受信アンテナを鍛えることは、トラブル回避に大いに役にたちます。

そのためには常に自分のアンテナ、感情に耳を傾け、正面から冷静に対処することですね。

 

 

余談ですが、Aさんと距離を置くことを決めたあと、不思議と新たなビジネスパートナーとの出会いや気付きがありました。

今思えば、転換期だったのかもしれませんね。

 

どれが正しいとか正解はありません。

ただ自分の心がざわめくとき、だいたい何か自分の選択が間違っています。

 

今回、私も相手を利用したいという気持ちが多少ありました。

それは悪いことではありませんが、それが前面に出るとき、Aさんのように相手の信用を損なうのですね。

この事例をもって、私も十分に注意しなければならないと勉強になりました。

 

信用を一発で壊す恐ろしい怪獣の名は「利己主義」です(笑)

利己的なのは「自信のなさ」の現れとも言えます。

自分の力不足を相手に補ってもらおうとしているから「利用」するような考えになるのです。

相手を利用する扱いをし続けると、必ず信頼は崩壊します。

利用させてもらいたい場合は、信頼関係が構築されるまでは、対価を払うか、相手が十分に喜ぶお礼をするか、自分に力をつけるべきだと思います。

そうすることで信頼を損なわないような関係性が築けるでしょう。

 

 

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